先週、米中貿易交渉「第1段階」合意の一報を皮切りに、米株は史上最高値をまた更新し、日本株も年初来最高値を更新しました。ドル円においても110円に迫る勢いをみせました。
昨日には「米中貿易合意は今後2週間以内にまとめらる」とトランプのツイッターもあり、さらに上昇しています。
これだけ暴落が懸念されてる材料がある中、それと反比例するような非常に好調なマーケットに、不気味さを感じているのは私だけではないように思います。
当然いつかは戻しますが、現在はそれが引き金になって「売りが売りを呼ぶ」材料に事欠かない状況です。
さらに海外勢は今週末よりクリスマス休暇になるので、今週中に利益確定することが考えられ、市場は年間で最も薄い状況になります。
マーケットは、投資家心理を反映したものではありますが、大きな流れは必ず意図的に作られると私は思っています。
そしてまさに今、投機筋が売りを仕掛けるには、最高の舞台が整いつつあります。
ポジティブニュースで上げるだけ上げ、利益確定で下がったところに、ネガティブニュースをドーン!
ご承知の通り、ニュースはそれが真実かどうかは関係ないのです。作られるニュースもあることを覚えておきましょう。
そういったことを鑑みると、私には「下げのための上げ」に見えてなりません。
あくまで個人的見解の1つのシナリオですが、暴落は強い上昇中におきることが多々あります。
最高値更新中の暴落は、ニュースとしてもインパクトがあり、さらに恐怖心を煽る結果になり市場は急激に冷え込みます。
と、私自身が恐怖心を煽ってる結果になってますが、トレーダーが生き残るためには、利益よりも損失を出さないことが何より重要です。
細心の注意をもって、年末年始の相場を乗り越えましょう。
クリスマス。。。
それは誰の生誕を祝うものなのか?
コメント